「今日はもうお風呂はお休みでもいいかな……。」
共働きで子育てをしていると、そんな日がありませんか?
仕事を終えて保育園へお迎えに行き、帰宅したら夕食の準備、食事、片付け、寝かしつけ……。
気が付けば夜8時、9時になっていることも珍しくありません。
さらに、保育園で一日頑張った子どもは、家に着いた頃には眠そうな顔。
ご飯を食べながらウトウトしてしまい、「このまま寝かせてあげたい」と思うこともあるでしょう。
そんな時、「お風呂に入れないなんてダメな親なのかな」と罪悪感を抱く必要はありません。
実は、子どもが1日お風呂に入らなかったからといって、すぐに健康へ悪影響が出るわけではないのです。
日本人は毎日お風呂に入る文化がある
日本では昔から毎日入浴する習慣があります。
そのため、「子どもも毎日お風呂に入れるのが当たり前」と考えがちです。
もちろん、入浴には多くのメリットがあります。
しかし、それは「毎日必ず入らなければならない」という意味ではありません。
欧米では毎日シャワーを浴びない人も珍しくなく、乾燥肌を防ぐために2~3日に1回程度という家庭もあります。
生活習慣や気候が違うため単純に比較はできませんが、「毎日入浴しなければ健康を損なう」というわけではないことが分かります。
毎日お風呂に入るメリット
1. 汗や汚れを落として肌トラブルを予防できる
子どもは大人より汗をかきやすく、保育園ではたくさん体を動かします。
汗や皮脂を洗い流すことで、
- あせも
- 湿疹
- におい
- 毛穴の汚れ
などを防ぎやすくなります。
2. 睡眠の質が良くなる
ぬるめのお湯に浸かることで体温が上がり、その後体温が下がるタイミングで眠気が訪れます。
寝付きが悪い子には、就寝1時間ほど前の入浴が効果的といわれています。
3. 全身をチェックできる
お風呂では服を脱ぐため、
- あざ
- 虫刺され
- 湿疹
- とびひ
- ケガ
など、小さな変化にも気付きやすくなります。
4. 親子のコミュニケーションになる
忙しい毎日の中でも、お風呂は親子だけでゆっくり話せる時間です。
「今日は何して遊んだの?」
そんな何気ない会話が、子どもの心を満たしてくれることもあります。
毎日入浴するデメリットもある
メリットばかりではありません。
肌が乾燥しやすい
熱いお湯や長風呂は、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
特に冬は乾燥しやすいため、
- 38~40℃くらいのお湯
- 入浴は10分程度
- 入浴後は保湿
を心掛けるだけでも肌への負担を減らせます。
疲れている日は負担になる
眠気を我慢しながらお風呂へ入ると、
機嫌が悪くなったり、
湯船で寝そうになったり、
親も子どもも疲れてしまいます。
そんな日は早く寝ることを優先しても良いでしょう。
保護者の負担が大きい
子どものお風呂は、
- 服を脱がせる
- 洗う
- 湯船
- 着替え
- 保湿
- ドライヤー
と意外に工程が多く、30分以上かかることもあります。
毎日続けるには、親自身の体力も大切です。
こんな日はお風呂をお休みしても大丈夫
例えば、
- 保護者が体調不良
- 子どもが寝てしまった
- 帰宅が遅くなった
- 災害や断水
- 子どもが高熱ではないものの疲れ切っている
このような日は、お風呂を休む選択も十分ありです。
1日程度入らなくても、大きな問題になることはほとんどありません。
お風呂を休む日のおすすめケア
「何もしない」のではなく、簡単なケアをするだけでも清潔を保てます。
- 顔を洗う
- 手足を洗う
- おしりをきれいにする
- 汗をかいた部分を濡れタオルで拭く
- 着替えだけは済ませる
これだけでも気持ちよく眠れます。
毎日お風呂に入れなくても習慣は身につく
「1日休むと毎日嫌がるようになるのでは?」
と心配する方もいます。
しかし、子どもの生活習慣は長い目で見ることが大切です。
ほとんどの日にお風呂へ入っているのであれば、たまにお休みする日があっても習慣が崩れることはほとんどありません。
むしろ、「今日は疲れたから早く寝ようね」と臨機応変に対応することで、家族全員が笑顔で過ごせます。
大切なのは「毎日」ではなく「無理をしないこと」
育児は100点を取り続けるものではありません。
毎日決まった時間にご飯を食べられない日もあれば、お風呂に入れない日だってあります。
それでも子どもはちゃんと育ちます。
もし、
「今日はお風呂まで頑張れない」
そう思った日は、思い切って休んでみてください。
その代わり、明日はまたいつも通り入ればいいのです。
育児は短距離走ではなくマラソン。
毎日完璧を目指すよりも、「続けられる子育て」を意識した方が、親も子どもも笑顔で過ごせます。
まとめ
子どもを毎日お風呂へ入れることには多くのメリットがあります。
しかし、忙しい共働き家庭では、どうしても難しい日があるものです。
大切なのは、
- 子どもの体調
- 汗や汚れの程度
- 家族の状況
を見ながら柔軟に判断すること。
1日入らなかっただけで「悪い親」になることは決してありません。
無理をしすぎず、家族みんなが心にも時間にも余裕を持てる育児を目指していきましょう。
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