「絵本を読んでいたら、子供が途中で寝ちゃった!」
「まだ最後まで読んでいないのに……」
「せっかく読んでいるのに寝てしまうのは、絵本がつまらないから?」
子供への読み聞かせをしていると、こんな経験をすることがありますよね。
特に寝る前の絵本では、途中まで読んだところで子供が静かになり、気づいたらスヤスヤ眠っていることがあります。
親としては、
「最後まで読んであげたほうがいいのかな?」
「途中でやめても大丈夫?」
と気になるかもしれません。
しかし、子供が絵本の途中で寝てしまったからといって、必ずしも「絵本がつまらなかった」ということではありません。
むしろ、1日の終わりに親の声を聞きながらゆっくり過ごすことで、眠りにつきやすくなっている可能性もあります。
今回は、子供が絵本の途中で寝てしまう理由や、寝落ちしたときの読み聞かせの考え方について紹介します。
子供が絵本の途中で寝るのはなぜ?
まず考えられるのは、単純に眠くなったからです。
子供は大人以上に、日中さまざまな活動をしています。
遊んだり、出かけたり、園で過ごしたりしているうちに、夜になると自然と眠気がやってきます。
そんな状態で布団に入り、親の落ち着いた声を聞いていると、
「もう寝ようかな……」
と眠りに入っていくことがあります。
絵本が原因で眠くなったというより、もともと眠る時間だったというケースも多いでしょう。
親の声を聞いて安心することも
寝る前の読み聞かせでは、親が子供のすぐそばにいます。
「大好きなお父さんやお母さんが隣にいる」
という安心感の中で、落ち着いた声を聞いていると、子供がリラックスすることがあります。
特にお気に入りの絵本なら、
「この本を読んでもらったら寝る」
という習慣ができている場合もあります。
絵本の途中で眠ってしまうのは、それだけ安心しているからなのかもしれません。
「最後まで読まなきゃ」と思わなくてもいい
子供が途中で寝てしまったら、
「最後まで読んであげよう」
と思う必要はありません。
むしろ、子供が気持ちよく眠っているのであれば、そのまま寝かせてあげてもいいでしょう。
絵本は最後まで読み終えることが目的ではありません。
親子で絵本を楽しみ、子供が心地よく過ごすことも大切です。
「途中で終わるとかわいそう」と考えなくても大丈夫
物語の途中で寝てしまうと、
「結末を知らないまま寝ちゃった」
と親が気になることもあります。
でも、子供が眠ってしまったのであれば、無理に起こす必要はありません。
翌日に、
「昨日は途中で寝ちゃったね」
「今日は続きから読もうか」
と話せばいいのです。
絵本の続きを翌日の楽しみにすることもできます。
同じ絵本なら途中で止めても問題なし
特に子供が何度も読んでいるお気に入りの絵本なら、途中で寝てしまっても、それほど心配する必要はありません。
すでに何度も読んでいるので、
「この先どうなるのか」
を知っていることもあります。
次の日にまた最初から読んでもいいですし、途中から続きを読んでもいいでしょう。
子供が寝たら絵本をどうする?
子供が寝てしまったら、静かに本を閉じれば大丈夫です。
そのまま布団に入れて、
「おやすみ」
と声をかけて終わりにしてもよいでしょう。
もし本を持ったまま寝ているなら、そっと取り上げてあげても構いません。
無理に最後まで読み続ける必要はありません。
絵本を最後まで読んだほうがいい?
「毎日必ず最後まで読む」
というルールを作る必要はありません。
子供が起きていて、続きを聞きたそうなら最後まで読めばいい。
眠ってしまったら、その時点で終了。
このくらい柔軟に考えてもよいでしょう。
絵本の途中で寝る=絵本が嫌い?
これは必ずしもそうではありません。
子供が絵本を嫌いなら、そもそも寝る前に絵本を持ってくること自体が少ないかもしれません。
「この本読んで!」
と自分から持ってきて、読み始めたところで寝るのであれば、
絵本を楽しみながら眠くなった
という可能性があります。
毎回同じ場所で寝る子供も
面白いことに、同じ絵本を読んでいると、毎回同じあたりで眠ってしまう子供もいます。
「このページまで来ると寝る」
という状態です。
それだけ、その時間が子供にとって「寝るための習慣」になっているのかもしれません。
親からすると、
「またここで寝た!」
と少し面白く感じることもありますね。
寝る前は短い絵本でも十分
「毎日長い絵本を読まないといけない」
と考える必要はありません。
寝る前なら、短めの絵本を1冊読むだけでも十分です。
特に、
「今日はもう眠そうだな」
と感じた日は、短い絵本を選んで早めに寝る準備をしてもよいでしょう。
子供が途中で寝るなら、読み方を変えてみる
もし毎回かなり早い段階で寝てしまうなら、読み聞かせの時間を少し調整してみる方法もあります。
例えば、
- 寝る直前ではなく少し前に読む
- 短い絵本を選ぶ
- 絵を見ながらゆっくり読む
- 読み終わったらすぐ消灯する
などです。
ただし、「寝かせるために読む」と考えすぎなくても大丈夫です。
子供が寝るまで読むのも一つの方法
家庭によっては、
「絵本を読んでいるうちに寝る」
というスタイルを習慣にしている場合もあります。
子供が心地よく眠れているのであれば、それも一つの方法でしょう。
ただし、親が毎晩長時間読み続けることになって負担を感じるなら、冊数や時間を決めても構いません。
「もう一冊」と言っていたのに寝てしまうことも
子供が、
「もう一冊読んで!」
と言っていたのに、次のページを開く前に寝てしまうこともあります。
さっきまで元気だったのに、急に眠ってしまうこともありますよね。
子供は遊んでいるときには元気でも、布団に入ってリラックスすると、一気に眠気がやってくることがあります。
そんなときは、
「さっきまであんなに元気だったのに!」
と驚いてしまいます。
寝落ちした子供を起こす必要はある?
絵本を途中で寝てしまっただけなら、基本的には「最後まで読むため」に起こす必要はありません。
すでに眠っているのであれば、そのまま寝かせてあげるほうが自然です。
「続きは明日ね」
くらいに考えておけばよいでしょう。
親が最後まで読んでしまうのもアリ
逆に、
「せっかくここまで読んだから、最後まで読んでしまおう」
という場合もあるでしょう。
それももちろん構いません。
ただし、子供が寝ているからといって、大きな声で読み続ける必要はありません。
親自身が楽しめる範囲で終わらせて大丈夫です。
絵本の時間を「睡眠のテスト」にしない
「絵本を読んだら絶対に寝なければいけない」
「最後まで読んだら寝る」
と決めすぎると、親子ともに負担になることがあります。
絵本はあくまで親子の時間です。
眠くなったら寝る。
まだ眠くなければ少し話す。
そんな自然な流れでもよいでしょう。
子供が寝ないときはどうする?
逆に、絵本を読んでも元気いっぱいという日もあります。
そんなときは、
「絵本を読んだから寝るはず」
と焦らなくても大丈夫です。
部屋を暗くしたり、寝る前の行動を毎日ある程度決めたりして、落ち着いた環境を作ってみましょう。
絵本だけですべてを解決しようとする必要はありません。
「今日はここまで」にすることも大切
子供が寝なくても、親が疲れているなら、
「今日はこの本でおしまい」
と終わらせて構いません。
子供が「もっと!」と言ったとしても、
「続きは明日読もうね」
と伝えてよいのです。
毎日の読み聞かせを続けるためには、親が無理をしないことも重要です。
よくある質問
Q. 絵本の途中で寝てしまったら、最後まで読むべき?
必ず最後まで読む必要はありません。
子供が気持ちよく眠っているなら、そのまま終わりにしても大丈夫です。
Q. 絵本がつまらないから寝てしまうのでしょうか?
必ずしもそうではありません。
寝る時間帯だったり、親の声を聞いてリラックスしたりして眠くなっている可能性があります。
Q. 途中で寝たら翌日はどうすればいい?
最初から読んでも、昨日の続きを読んでも構いません。
子供が選んだ方法で楽しみましょう。
Q. 毎回同じところで寝ます
それだけ寝る前の習慣として定着しているのかもしれません。
無理に起こす必要はありません。
まとめ|絵本の途中で寝るのは「安心している時間」なのかも
子供が絵本の途中で寝てしまうと、
「最後まで読んであげられなかった」
と親が気にしてしまうことがあります。
でも、そこまで心配する必要はありません。
子供が眠くなるまで、
親の声を聞きながら、絵本を楽しんでいた
と考えてみてもよいでしょう。
特に寝る前の絵本は、
「物語を最後まで理解すること」
だけが目的ではありません。
親子で隣に座り、ゆっくり絵本を眺める。
親の声を聞く。
お気に入りのキャラクターを見る。
そして、眠くなったらそのまま眠る。
そんな時間も、子供にとっては大切な思い出になるかもしれません。
もし途中で寝てしまったら、
「続きは明日読もうね。おやすみ」
と優しく声をかけて、そっと本を閉じてあげましょう。
絵本は最後まで読み切れなくても大丈夫。
親子が無理なく楽しめることを一番に考えて、寝る前の読み聞かせを続けていきたいですね。
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