「寝る前に絵本を読んでいるけど、どんな効果があるの?」
「毎日読み聞かせをしたほうがいいの?」
「子供がなかなか寝てくれないときは、どうすればいい?」
子育てをしていると、寝る前の絵本について気になることがありますよね。
寝る前に絵本を読むことは、単に子供に物語を聞かせるだけではありません。
親子でゆっくり過ごす時間になったり、1日の終わりに気持ちを落ち着けるきっかけになったりします。
また、毎日の習慣として続けることで、子供にとって「絵本を読んだら寝る時間」という生活リズムを作るきっかけにもなります。
今回は、寝る前の絵本の読み聞かせのメリットや、無理なく続けるためのコツについて紹介します。
寝る前に絵本を読むメリット
寝る前の絵本には、次のような良さがあります。
- 親子でゆっくり過ごせる
- 1日の終わりに気持ちを切り替えやすい
- 子供が絵本を好きになるきっかけになる
- 言葉や物語に触れる時間になる
- 寝る前の習慣を作りやすい
- 「今日も一緒に過ごした」という安心感につながる
ただし、すべての家庭が毎日何冊も読む必要があるわけではありません。
家庭の生活リズムに合わせて、無理なく続けることが大切です。
1.親子でゆっくり過ごせる
寝る前は、親子で落ち着いて過ごせる貴重な時間です。
日中は仕事や家事、保育園や幼稚園などで忙しく、子供とゆっくり話す時間がなかなか取れないこともあります。
寝る前に絵本を1冊読むだけでも、親子で同じ物語を楽しむ時間を作れます。
子供にとっては、
「お父さんやお母さんが隣にいる」
という時間そのものが嬉しい場合もあります。
2.1日の終わりに気持ちを切り替えやすい
寝る前までテレビやスマートフォン、遊びなどを続けていると、なかなか「寝る時間」という気持ちになれないことがあります。
そこで、
歯磨き → 絵本 → 就寝
という流れを作っておくと、子供にとって一つの区切りになります。
「絵本を読んだら、もう寝る時間」
という習慣ができれば、寝る前の行動を切り替えるきっかけになるでしょう。
3.絵本を好きになるきっかけになる
毎日寝る前に絵本を読む習慣ができると、自然と絵本に触れる時間が増えます。
最初は親に読んでもらうだけだった子供が、
「この絵本が好き!」
「今日はこれ読んで!」
と、自分から絵本を選ぶようになることもあります。
お気に入りの絵本ができると、同じ作品を何度も読みたがることもあります。
これは以前の記事でも紹介したように、子供にとって「知っている物語を繰り返し楽しむ」という魅力があるからです。
4.言葉や物語に触れられる
絵本には、普段の生活ではあまり使わない言葉が登場することがあります。
物語を聞きながら、
「これは何?」
「どういう意味?」
と興味を持つこともあるでしょう。
また、絵と文章を一緒に見ることで、
「この動物が走っている」
「この人は笑っている」
など、場面をイメージしながら物語を楽しめます。
もちろん、寝る前の絵本を「勉強の時間」にする必要はありません。
子供が楽しみながら言葉に触れられることが大切です。
5.寝る前の習慣を作りやすい
子供は毎日の決まった流れがあると、次に何をするのか予測しやすくなります。
例えば、
お風呂
↓
歯磨き
↓
パジャマに着替える
↓
絵本を読む
↓
おやすみ
という流れです。
毎日同じような順番で過ごすことで、「そろそろ寝る時間だ」と気持ちを切り替えるきっかけになります。
6.安心して眠るための時間になることも
寝る前に親がそばにいて、落ち着いた声で絵本を読んでくれる。
それだけでも、子供にとって心地よい時間になることがあります。
特にお気に入りの絵本なら、
「この本を読んだら寝る」
という安心できるパターンが作られることもあります。
寝る前はどんな絵本がおすすめ?
寝る前だからといって、必ず「眠るための絵本」を選ばなければいけないわけではありません。
子供が好きな絵本で大丈夫です。
ただ、寝る直前に読む場合は、刺激が強すぎる内容よりも、ゆったりした物語のほうが取り入れやすいでしょう。
例えば、
- 動物が登場する穏やかな話
- 家族が出てくる話
- 日常生活を描いた話
- 短めの絵本
- 子供が何度も読んでいるお気に入り
などです。
子供が同じ絵本を選んでも大丈夫?
もちろん大丈夫です。
「また同じ絵本?」
と思ってしまうこともありますが、子供にとってはお気に入りの絵本を繰り返し読むこと自体が楽しい場合があります。
次の展開を覚えていたり、セリフを先に言ったりすることもあります。
「今日は違う本にしよう」と無理に変えるより、子供が選んだ絵本を一緒に楽しむのもよいでしょう。
寝る前に何冊読む?
「1冊でいいの?」
「3冊くらい読んだほうがいい?」
と気になる人もいるでしょう。
実は、何冊読むかに絶対的な正解はありません。
大切なのは、家庭の生活リズムに無理なく合わせることです。
1冊だけの日があってもいいですし、時間に余裕がある日は2~3冊読むのもよいでしょう。
毎日続けることを考えるなら、親が負担に感じない冊数を決めるのがおすすめです。
子供が「もっと読んで!」と言ったら?
絵本を1冊読み終わると、
「もう一回!」
「次の本!」
と言われることがあります。
子供がもっと読みたいと思っているのは嬉しいことですが、親としては、
「もう寝る時間なんだけど……」
ということもありますよね。
そんなときは、
「あと1冊だけね」
「この本を読んだらおしまい」
と最初に伝えておく方法があります。
終わりを明確にすることで、子供も次の行動に移りやすくなるでしょう。
絵本を読んでもなかなか寝ない場合
絵本を読めば必ずすぐ眠る、というわけではありません。
子供が、
「もう1冊!」
「このページ見て!」
と興奮してしまうこともあります。
そんなときは、読み聞かせそのものを刺激的なイベントにしすぎないこともポイントです。
寝る前は、
- 声を少し落ち着かせる
- 部屋を明るくしすぎない
- 読み終わったら遊びに戻らない
- 毎日同じような流れにする
などを意識すると、寝る準備への切り替えがしやすくなります。
読み聞かせで無理に質問しなくてもいい
絵本を読むとき、
「これは何?」
「次はどうなる?」
と質問したくなることもあります。
もちろん、子供が楽しんでいるなら質問してもよいでしょう。
しかし寝る前なら、無理に質問をたくさんする必要はありません。
親が静かに読んで、子供が物語を聞いているだけでも十分です。
声色を変えすぎない方法も
日中なら、登場人物ごとに声を変えたり、大きな声を出したりする読み方も楽しいでしょう。
一方、寝る前は少し落ち着いた読み方にするのも一つの方法です。
例えば、
「今日は静かに読もうね」
と決めておくことで、子供にも「寝る前の時間」という雰囲気が伝わりやすくなります。
親が疲れている日はどうする?
毎日読み聞かせを続けていると、どうしても疲れる日があります。
仕事が忙しかった日。
家事が終わらない日。
体調がすぐれない日。
そんな日に無理をして何冊も読む必要はありません。
「今日は1冊だけ」
「今日は短い絵本にしよう」
と調整して大丈夫です。
読み聞かせを長く続けるためには、親自身が無理をしないことも大切です。
絵本を読めない日があっても大丈夫
毎日読めなかったとしても、それだけで問題になるわけではありません。
「今日は時間がないから、絵本はお休み」
という日があっても大丈夫です。
子育てでは、毎日すべてを完璧にする必要はありません。
できる日に、できる範囲で楽しむことを大切にしましょう。
子供が自分で読むようになったら?
成長すると、親に読んでもらうだけではなく、自分で絵本を読むことに興味を持つことがあります。
まだ文字を完全に読めなくても、
「このページには○○がいる」
と絵を見ながら話すことがあります。
そんなときは、
「読んでくれる?」
とお願いしてみるのもおすすめです。
子供が「読む側」になると、今までとは違った絵本の楽しみ方ができます。
寝る前の絵本は「特別な時間」でなくてもいい
毎晩きちんとした読み聞かせをしようとすると、親にとって負担になることがあります。
でも、寝る前の絵本は特別なイベントにする必要はありません。
子供を膝に乗せたり、隣に寝転がったりしながら、いつもの絵本を1冊読む。
それだけでも十分です。
大切なのは、親子で落ち着いて過ごす時間を作ることです。
絵本を読んだ後に少し会話してみる
絵本を読み終わったら、
「面白かったね」
「○○が出てきたね」
「今日はこの絵本だったね」
など、短い会話をするのもよいでしょう。
子供が何か話したそうなら、少し聞いてあげるだけでも構いません。
ただし、眠る時間が遅くなってしまう場合は、会話を長引かせず「おやすみ」に切り替えましょう。
「おやすみ」の合図を決める
読み聞かせが終わったら、
「絵本はおしまい。おやすみ」
という決まった言葉を使うのもおすすめです。
毎日のように同じ流れを繰り返していると、子供にとって「ここで寝る」という区切りがわかりやすくなります。
よくある質問
Q. 寝る前の絵本は毎日読んだほうがいいですか?
毎日できれば理想的ですが、無理をする必要はありません。
家庭の生活リズムに合わせて、できる範囲で続けましょう。
Q. 何冊くらい読めばいいですか?
冊数に決まりはありません。
1冊でも十分ですし、時間に余裕がある日は複数冊読んでもよいでしょう。
Q. 子供が同じ絵本ばかり選びます
お気に入りの絵本を繰り返し読むことは珍しくありません。
子供が楽しんでいるのであれば、そのまま繰り返してもよいでしょう。
Q. 絵本を読んでも寝ません
絵本は必ず眠りにつかせるものではありません。
寝る前の生活リズムの一部として、落ち着いた雰囲気で取り入れてみましょう。
Q. 親が疲れている日はどうすればいい?
短い絵本を1冊だけにしたり、読み聞かせをお休みしたりしても大丈夫です。
親が無理をしないことも大切です。
まとめ|寝る前の絵本は親子で過ごす大切な時間
寝る前の絵本には、
- 親子でゆっくり過ごせる
- 1日の終わりに気持ちを切り替えやすい
- 絵本を好きになるきっかけになる
- 言葉や物語に触れられる
- 寝る前の習慣を作りやすい
- 子供に安心感を与える時間になる
といった良さがあります。
もちろん、「毎日必ず○冊読まなければいけない」というものではありません。
親が疲れている日は1冊だけでもいいですし、時間がなければお休みしても大丈夫です。
大切なのは、完璧な読み聞かせをすることではなく、子供と一緒に絵本を楽しむこと。
「これ読んで!」
と持ってきた絵本を一緒に眺めながら過ごす時間は、子供にとっても親にとっても、かけがえのないひとときになるかもしれません。
今日の寝る前は、子供が一番好きな絵本を1冊だけ選んで、一緒に読んでみてはいかがでしょうか。
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