コンビニに入る前は、買うものが決まっていた。
「飲み物だけ買おう」
そう思っていたはずなのに、レジに向かう頃には、
おにぎり。
お菓子。
コーヒー。
デザート。
そして、なぜか新商品。
袋を受け取ってから、
「……あれ?こんなに買う予定だったっけ?」
となる。
不思議です。
コンビニの商品は、私たちに「買ってください」と話しかけてくるわけではありません。
それなのに、入店すると予定外の商品が増えていきます。
しかも面白いのが、毎回買ってしまう商品には、ある程度の共通点があること。
今回は、
「なぜか毎回コンビニで買ってしまう商品の正体」
を探ってみます。
そもそも、なぜ「コンビニに入る」のか?
まず考えたいのが、コンビニに入る前の自分です。
「何か食べたい」
「飲み物が欲しい」
「コピーを取りたい」
「ATMに用事がある」
など、目的があります。
しかし、コンビニはスーパーと違って、目的の商品を短時間で買って出ることが前提になりやすい場所です。
店内を長時間歩き回るつもりはありません。
だからこそ、
「ちょっとだけ見る」
という行動が起きます。
そして、この「ちょっと見る」がクセものです。
「見るだけ」のつもりで新商品を見る
コンビニに入ると、自然と目に入ってくるのが新商品です。
新しいお菓子。
期間限定の飲み物。
新作スイーツ。
新しい味のおにぎり。
「新発売」という文字を見ると、
「どんな味なんだろう?」
と気になります。
ここで重要なのは、
「欲しかった商品」と「気になった商品」は別物
ということ。
入店前には欲しくなかった。
でも、目の前に出てきたら気になった。
その結果、
「まあ、今日くらいいいか」
となります。
そして買い物袋に入ります。
なぜ「期間限定」に弱いのか?
コンビニで特に強い存在感を放つのが、
期間限定商品。
「期間限定」
「数量限定」
「新発売」
こうした言葉を見ると、普通の商品よりも急に魅力的に見えます。
理由は単純で、
「いつでも買えるわけではない」
と思うからです。
「今買わなくても来週買えばいい」
と思える商品なら、後回しにできます。
ところが、
「今だけ」
と言われると、
「じゃあ今買っておこう」
となります。
結果、
「別に今日食べる予定はなかったのに」
という商品まで買ってしまいます。
毎回買ってしまう「飲み物」の正体
コンビニで特に危険なのが飲み物です。
「喉が渇いたから水を買おう」
と思って入ったのに、
コーヒー。
お茶。
炭酸飲料。
ジュース。
エナジー系飲料。
と選択肢が増えていきます。
しかも飲み物は、
「買っても困らない」
という強さがあります。
お菓子を買うと、
「これ、食べすぎかな」
と少し考える。
でも飲み物なら、
「まあ飲むし」
と納得しやすい。
その結果、予定していなかった飲み物が1本増えます。
「レジ横の商品」は最後の刺客
そして最後に待っているのが、
レジ横の商品。
ここまで来れば買い物は終了。
財布を出す。
商品を置く。
「これで終わり」
……のはずです。
ところが、目の前に小さなお菓子や軽食などが置かれている。
しかも、
「これくらいなら」
と思える価格の商品だったりします。
ここで、
「ついでに買っておこう」
が発生します。
この「ついで」が積み重なると、最初の予定とはかなり違う買い物になります。
なぜ「100円台の商品」は買いやすい?
コンビニで予定外の商品を買うとき、
「数百円ならいいか」
という感覚になりやすいことがあります。
1個だけなら、それほど大きな買い物に感じません。
ところが、
150円。
180円。
200円。
120円。
と少しずつ追加していくと、
「えっ、こんな金額になってる?」
となります。
これはコンビニに限った話ではありません。
小さな出費は、一つひとつを見ると大きく感じにくい
という特徴があります。
だからこそ、
「これくらいなら」
が何回も続くと、最終的な金額が膨らみます。
「お腹が空いているとき」は特に危険
そして、コンビニで予定外の食品を買いやすいタイミングがあります。
それが、
お腹が空いているとき。
これは想像しやすいでしょう。
空腹状態で店内に入ると、
おにぎりがおいしそうに見える。
パンがおいしそうに見える。
ホットスナックがおいしそうに見える。
スイーツまで気になる。
普段なら買わない商品まで、
「今日はいいか」
となります。
しかもコンビニは、すぐ食べられる商品が大量にあります。
「今食べたい」という気持ちと非常に相性がいい場所なのです。
毎回買ってしまう「定番商品」には安心感がある
一方で、意外なのが、
新商品ではなく、いつも同じ商品を買ってしまうケース。
例えば、
「コンビニに行ったら必ずこのコーヒー」
「このおにぎりは絶対買う」
「最後に必ずこのアイスを見る」
というパターンです。
これは「冒険」ではなく、
安心感を買っている
とも考えられます。
知らない商品を選ぶより、
「前に食べておいしかった」
「いつも買っている」
という経験がある商品のほうが、失敗する可能性を想像しにくいからです。
「コンビニに行く=これを買う」という習慣ができる
ここからさらに面白い現象が起こります。
最初は、
「今日はたまたま買った」
だけだった商品が、
いつの間にか、
「コンビニに行ったら買うもの」
になります。
例えば、
コンビニに入る。
飲み物を買う。
ついでにコーヒーを見る。
コーヒーを見ると、いつものお菓子を思い出す。
お菓子を見ると、
「そういえばこの前も買ったな」
となる。
そして、また買う。
こうして、買い物がルーティン化します。
実は「商品」より「組み合わせ」を買っている?
ここで一つ面白いことがあります。
コンビニで毎回買ってしまうものは、単体の商品ではない場合があります。
例えば、
コーヒー+甘いもの
という組み合わせ。
あるいは、
おにぎり+お茶
という組み合わせ。
炭酸飲料+スナック菓子
という組み合わせ。
「この商品が欲しい」というより、
「この組み合わせがいつもの楽しみ」
になっているのです。
だから、片方だけ買うと何となく物足りない。
結果として、毎回セットで買ってしまいます。
「今日は頑張ったから」が最強の理由
そして、コンビニで予定外の商品を買うときによく登場する言葉があります。
「今日は頑張ったから。」
仕事を頑張った。
学校を頑張った。
疲れた。
忙しかった。
嫌なことがあった。
だから、
「これくらい買ってもいいだろう」
となります。
これは単なる食欲だけではありません。
コンビニの商品が、
自分への小さなご褒美
になることがあります。
高価なものを買うわけではない。
旅行に行くわけでもない。
でも、100円、200円、300円くらいの商品なら、
「今日は自分にご褒美」
と許しやすい。
これが「なぜか毎回買ってしまう」の正体の一つです。
コンビニで買う予定がなかった商品ランキングを作るなら?
もちろん人によって違いますが、ありがちな「予定外購入」は、
新商品のお菓子
期間限定の飲み物
コーヒー
デザート
ホットスナック
レジ横の商品
いつもの定番お菓子
アイス
パン
「とりあえず買っておこう」と思った飲み物
あたりではないでしょうか。
そして面白いのは、
「買おうと思っていたもの」より「見つけたもの」のほうが記憶に残る
ことです。
「あれを買うためにコンビニに行った」
より、
「そういえば、あの商品買っちゃった」
のほうが印象に残ります。
予定外の買い物を減らしたいなら?
「コンビニで毎回買いすぎてしまう」
という人は、入店前に買うものを決めておくのも一つの方法です。
例えば、
「今日は水とおにぎりだけ」
と決めてから入る。
これだけでも、自分が何を買う予定だったのかを思い出しやすくなります。
もう一つは、
「新商品を見るのは最後」
と決める方法。
最初に新商品を見てしまうと、そこから予定外の買い物が始まる可能性があります。
先に目的の商品を取る。
最後に余裕があれば新商品を見る。
これなら「何となく店内を見ていたら買い物が増えた」という状態を避けやすくなります。
でも、予定外の買い物は悪いことなのか?
ここまで読むと、
「コンビニで余計なものを買わないほうがいい」
と思うかもしれません。
しかし、必ずしもそうではありません。
毎日のように無意識に買ってしまい、家計に大きく影響しているなら見直す価値があります。
一方で、
「仕事帰りに好きなお菓子を1個買う」
「新商品を試してみる」
という楽しみまで全部なくす必要はありません。
コンビニは、単に商品を買う場所ではなく、
「ちょっとした楽しみを買う場所」
でもあります。
問題なのは、
「自分が何を買っているのか分からないまま買い続けること」。
逆に、
「今日はこれを楽しむために買う」
と分かっていれば、予定外の買い物も自分なりにコントロールできます。
まとめ|コンビニで毎回買ってしまう商品の正体とは?
コンビニでなぜか買ってしまう商品には、いくつか共通点があります。
新商品で「試してみたい」と思わせる
期間限定で「今買おう」と思わせる
小さな金額で「これくらいなら」と感じる
空腹によって食べ物が魅力的に見える
いつもの商品が習慣になっている
コーヒー+お菓子など、組み合わせで購入している
「今日は頑張った」というご褒美になっている
レジ前で最後の「ついで買い」が起きる
つまり、
コンビニで毎回買ってしまう商品の正体は、「本当に必要だった商品」だけではありません。
「気になる」
「今だけ」
「いつもの」
「これくらいなら」
「今日は頑張った」
という、小さな理由が積み重なった結果です。
そして次にコンビニへ行ったとき、
「今日は飲み物だけ買おう」
と思って入店してみてください。
店内を一周。
新商品を発見。
期間限定の文字を見る。
レジ横の商品を見る。
そして会計。
袋を受け取ってから、
「……飲み物だけの予定だったんだけどな。」
となる。
もしそうなったら、この記事のことを思い出してください。
あなたが弱いのではありません。
コンビニという空間には、
「ついでにもう一つ」を生み出すきっかけが、あまりにも多いのです。
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