子供が絵本の結末を先に言うのはなぜ?「次はこうなる!」に隠された成長とは

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「絵本を読んでいると、子供が先に結末を言ってしまう!」

「まだページをめくっていないのに、『次は○○になるよ』と言われる」

「何度も読んでいる絵本だから、全部覚えているみたい」

こんな経験はありませんか?

親としては、

「すごい記憶力だな」

と感心する一方で、

「最後まで黙って聞いてほしいな」

と思うこともあるかもしれません。

特にお気に入りの絵本だと、子供が親より先にセリフを言ったり、次のページの内容を教えてくれたりすることがあります。

でも、これは単に「結末を覚えている」だけではないかもしれません。

子供は絵本を繰り返し楽しむ中で、物語の流れを理解したり、次に起こることを予想したりしているのです。

今回は、子供が絵本の結末を先に言う理由や、そんなときの親子での楽しみ方について紹介します。


子供が結末を先に言うのはなぜ?

子供が絵本の結末を先に言う理由には、いくつか考えられます。

例えば、

  • 何度も同じ絵本を読んでいる
  • 物語の流れを覚えている
  • 絵を見て次の展開を予測している
  • 登場人物の行動を理解している
  • 「知っている!」ことを伝えたい
  • 親とのやり取りを楽しんでいる

などです。

特にお気に入りの絵本は、何度も繰り返し読むため、結末まで覚えてしまうことがあります。


「次は○○が出てくる!」は予想している証拠?

例えば、森の中を主人公が歩いているページで、

「このあとオオカミが出てくるよ!」

と子供が言ったとします。

これは、前に何度も読んでいるから知っているだけかもしれません。

一方で、初めて読む絵本でも、

「この人、困ってるから誰か助けに来るんじゃない?」

と予想することがあります。

この場合は、絵や物語の状況を見て、自分なりに次の展開を考えているのでしょう。


子供は絵からたくさんの情報を読み取っている

絵本には文章だけではなく、さまざまな情報が描かれています。

主人公の表情。

背景にあるもの。

登場人物の動き。

小さな動物。

空の色。

こうしたものを見ながら、子供は、

「これは大変そう」

「もうすぐ雨が降りそう」

「誰かが来るかも」

と想像することがあります。

大人が見落としている部分に、子供が気づいていることもあります。


「次はどうなる?」と聞いてみよう

子供が先に結末を言ったとき、

「知ってるよ!」

で終わらせるのではなく、

「どうしてそう思ったの?」

と聞いてみるのもおすすめです。

すると、

「だって、この人が困ってるから」

「前にもこうなったから」

など、子供なりの理由を説明してくれるかもしれません。


正解を当てるゲームにしなくてもいい

「次はどうなる?」と聞くと、つい正解を求めてしまうかもしれません。

でも、絵本の読み聞かせでは、必ずしも正解を当てる必要はありません。

子供が、

「恐竜が出てくる!」

と予想したのに、実際にはウサギが出てきた。

そんなときも、

「恐竜だと思ったんだね!」

と、その考えを楽しんであげれば十分です。


結末を知っているからこそ楽しめる

大人の場合、「結末を知っている作品はつまらない」と感じることがあります。

でも子供は、逆に結末を知っていることを楽しむことがあります。

「次は○○!」

「このあとこうなる!」

と、わかっていることが嬉しいのです。

そして、実際にその場面が出てくると、

「やっぱり!」

と喜びます。


「知っている!」を親に伝えたい

子供が先に結末を言うとき、

「僕はこの話を知ってるよ」

という気持ちを親に伝えたい場合もあります。

お気に入りの絵本について、

「ここ知ってる!」

「次は○○!」

と言うこと自体が、親とのコミュニケーションになっているのです。

そんなときは、

「そうそう!よく覚えてるね」

と返してあげると、子供も嬉しくなるでしょう。


親より先にセリフを言っても大丈夫

読み聞かせ中に、

親「すると、そこへ……」

子供「○○が来ました!」

と先に言われることがあります。

そんなときは、

「そうだったね!」

とそのまま続きを読めば大丈夫です。

子供に先に言わせてあげることで、親子で一緒に絵本を読んでいる感覚にもなります。


あえて続きを子供に任せる

子供が文章をかなり覚えているなら、途中で止めて、

「そして……?」

と続きを任せる方法もあります。

子供が続きを言えたら、

「正解!」

というより、

「よく覚えてるね!」

と楽しむのがおすすめです。

読み聞かせが、親子のちょっとした遊びになります。


「このあとどうなるかな?」で想像力を楽しむ

まだ読んだことがない絵本なら、途中で、

「このあとどうなると思う?」

と聞いてみましょう。

例えば、主人公が大きな山を前にしているなら、

「どうやって山を越えるのかな?」

と聞いてみる。

子供から、

「飛行機に乗る!」

「トンネルを掘る!」

「お父さんが助けに来る!」

など、さまざまな答えが出てくるかもしれません。


子供の予想は自由でOK

大人からすると、

「そんな方法では無理じゃない?」

と思うような答えが出てくることもあります。

でも、子供の想像の世界では何でもありです。

「空を飛んで行く!」

と言ったら、

「どうやって飛ぶの?」

とさらに聞いてみても面白いでしょう。

そこから、

「ロケットを作る!」

「じゃあ何を乗せる?」

と、どんどん話が広がっていきます。


絵本の結末を変えてみる

お気に入りの絵本なら、読み終わった後に、

「もし違う結末だったらどうなるかな?」

と考えてみるのも楽しい方法です。

例えば、

「主人公が帰らなかったら?」

「動物が仲間になったら?」

など。

子供が自由に考えた結末を聞いてみましょう。


「自分だったらどうする?」もおすすめ

物語の途中で、

「○○ちゃんだったらどうする?」

と聞いてみるのもよいでしょう。

主人公が困っているなら、

「助けてあげる?」

「どうやって助ける?」

と聞いてみます。

絵本の世界と自分の考えを結びつけることができます。


同じ絵本を何度も読む意味

子供が結末を先に言うほど同じ絵本を読んでいるなら、それだけお気に入りなのでしょう。

何度も読むことで、

  • 言葉を覚える
  • 物語の流れを理解する
  • 登場人物を覚える
  • 次の展開を予測する
  • 好きな場面を見つける

など、さまざまな楽しみ方ができます。

「また同じ本?」と思うことがあっても、子供にとっては毎回楽しい時間なのかもしれません。


親が先に結末を言わないほうがいい?

初めて読む絵本なら、できるだけ子供が自分で展開を予想できるように、先に結末を教えないほうが楽しめるでしょう。

ただし、子供が、

「どうなるの?」

と聞いてきたら、答えても構いません。

「どうなると思う?」

と逆に聞いてみるのもおすすめです。


子供が結末を間違えても大丈夫

「次は○○になる!」

と自信満々に言ったのに、全然違う展開になることもあります。

そんなときに、

「違うよ」

と強く否定する必要はありません。

「そう思ったんだね」

「面白い考えだね」

と受け止めてから、続きを読んであげましょう。

予想が外れることも、絵本の楽しみの一つです。


読み聞かせを「クイズ」にしすぎない

「次は何?」

「誰が来る?」

「どうして?」

と質問を続けすぎると、子供が「答えなきゃ」と感じることがあります。

読み聞かせは勉強やテストではありません。

子供が答えたそうなときだけ、

「どうなるかな?」

と聞いてみるくらいで十分です。


親が疲れている日は普通に読むだけでもOK

子供の想像力を伸ばそうとして、

「どう思う?」

「なぜかな?」

と毎回質問する必要はありません。

親が疲れている日は、

「今日は普通に読むだけ」

でも大丈夫です。

読み聞かせを無理なく続けることのほうが大切です。


よくある質問

Q. 子供が毎回結末を先に言ってしまいます

何度も読んでいる絵本なら、文章や展開を覚えている可能性があります。

「よく覚えてるね」と一緒に楽しんでみましょう。

Q. 初めての絵本でも先の展開を予想します

絵や登場人物の表情、物語の状況などから予想しているのかもしれません。

「どうしてそう思ったの?」と聞いてみると、面白い答えが返ってくることがあります。

Q. 予想が外れたらどうすればいい?

「そう思ったんだね」と受け止めれば大丈夫です。

正解を当てることよりも、考えることを楽しみましょう。

Q. 結末を知っている絵本ばかり読みたがります

問題ありません。

子供にとっては、結末を知っているからこそ安心して楽しめる場合があります。


まとめ|「次はこうなる!」は絵本を楽しんでいるサインかも

子供が絵本の結末を先に言うと、

「最後まで黙って聞いてほしい」

と思うこともあります。

でも、

「次は○○!」

「このあとこうなるよ!」

という言葉の裏には、

「この話を知っている!」

「次に何が起こるかわかる!」

という子供なりの楽しさがあるのかもしれません。

特にお気に入りの絵本なら、何度も読んでいるうちに文章やページの順番を覚え、親より先にセリフを言うこともあります。

そんなときは、

「どうしてそう思ったの?」

「次はどうなるかな?」

と聞いてみましょう。

子供が自分なりの理由や予想を話してくれるかもしれません。

そして、予想が外れても問題ありません。

絵本の読み聞かせは、正解を当てるための時間ではなく、親子で物語を楽しむ時間です。

「次はどうなるんだろう?」

と一緒にワクワクしながらページをめくる。

そんな時間を積み重ねることで、絵本がもっと楽しいものになっていくかもしれません。

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