子供に絵本を読んであげる事、ありますよね~。
でも、そもそもなんで子供は同じ絵本を何度も何度も読んで欲しがるのでしょうか?
子供の発達に詳しい幼児教育額の専門家が次のような説明をされていました。
大人は話の筋を一度理解してしまえば新鮮味が薄れてしまいますが、幼児は楽しみ方が違うので、毎回、毎回、少しずつ新鮮味があるのです。
幼児が話を聞きたいときは受け身で聞いているのではなく、話の筋を予測し、積極的に想像しながら聞きます。
まずは、その『予測や仮説どおりであることが確認されたこと』が、楽しいのです。
いわば、幼児の仮説検証です。また、自分が要望すれば、それに大人が応えてくれる。
そうしたコミュニケーションができるのも嬉しいので、何度も話を聞きたがります。
大人も、幼児が面白がるように読もうとすれば、読み方に少しはバリエーションが加わったりもするので、その点も多少は新鮮味があるのでしょう。
また、子供は飽きたりしないのか?という点に対しては
幼児も飽きます。
なぜなら、幼児も新しいものに出会い、楽しむ対象を広げていくからです。でも、自分の好きなものに対しては、大人よりも『繰り返し』にはるかに強いです。
一般的に大人は内容を理解することを楽しむし、忙しいので、理解すれば別の本を読みたくなります。
一方、幼児は自分の興味や関心を持ったことに対しては、仕事や時間に左右されずに自由に遊び、楽しむことができます。
もっとも、大人でも時間に余裕のある人は、愛読書を繰り返し読み、その都度、違う解釈、違う楽しみ方をするかもしれませんが。
とされています。
なるほど!
いやしかし、子供は無意識の内に、当たり前のようにそんな小難しい事をしているんですね!
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