すてきな絵本に出合うと、読んでいる大人も心が温かくなったり、前向きな気持ちになったり、癒されることがありますよね。
ベネッセ教育情報サイトにて、「親子で読みたい 思わずほろりとする感動の絵本5選」が発表されました。
一帯どんなものなのでしょうか・・・?
目次
『ぼく おかあさんのこと…』
「ぼく おかあさんのこと…キライ」。そんな言葉に始まり、うさぎのぼくのお母さんに対する思いが語られていきます。結婚したいくらい大好きなのに……すぐ怒るし……。ぼくの言葉にはドキッとさせられ、そしてたまらなく愛おしさを感じるはず。とてもかわいらしいうさぎの絵も魅力です。
『ずーっと ずっと だいすきだよ』
少年と飼い犬エルフィーの心の交流を描いたストーリー。少年よりもずっと速く大きくなり、しだいに老いて太っていったエルフィー。その姿を見た少年は、寝る前には必ず「ずーっと だいすきだよ」と伝えることにしました。人や動物に愛情を持ち、その気持ちを相手に言葉で伝えることの尊さを深く感じさせてくれる物語です。
『泣いた赤おに』
人間と友だちになりたかった赤おにの物語。青おにが考えた計画によって人間と仲良くなることに成功した赤おに。その後、姿を見せなくなった青おにのことが気になり家を訪ねてみると、そこには赤おにに宛てた手紙が……。相手を思いやる気持ちのすばらしさが伝わってくる名作です。
『おはなをどうぞ』
お母さんにプレゼントするためにたくさんのお花を摘んだ帰り道、動物たちにあげてしまった心やさしい少女。申し訳なさそうにする少女に対するお母さんの言葉に心がホッと温かくなります。カラフルなお花の絵もすてきです。女の子の出産祝いに贈られることも多い一冊です。
『アンジュール ある犬の物語』
走行中の車から投げ捨てられた一匹の犬。必死で追いかけますが、車は走り去ってしまいます。飼い主を探して寂しそうに町をさまよい歩く犬は、やがて一人ぼっちの少年と出会います。鉛筆でデッサンされた文字のない絵本ですが、そのシンプルさゆえに想像力がかきたてられて、ずっしりと心に響きます。
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