海の上に飛行機が一機。
たくさんのねこたちがボートから飛行機へ乗り込みます。
飛行機は飛び立ち、クジラから逃れ、雨の中を抜け、街を越え、森を越え、犬から逃れ、人の手から逃れ、また海に戻ってきます。
ごろごろにゃーん、ただいまー。
これは、まったく不思議な魅力の絵本です。
色は黒と青の線に黄色がほんの少しだけ。
最初と最後のページを除いて全てのページが「ごろごろにゃーんごろごろにゃーんと、ひこうきはとんでいきます」という文章だけ。
とびうおのような奇妙な形の飛行機にねこたちが乗り込んで飛んでいくのですが、なんだかワクワク楽しくて、ただいまーとねこたちが帰ってきた後、もう一回乗りたい!と思ってしまいます。
「ごろごろにゃーん」の読み方を毎ページ変えたりすると、子供は更に喜んでくれます!!
一見すると何が良いのか分からないのに何故か癖になりドハマリしてしまうと評判!!
絵もきれいではないし、猫の顔は不気味だし。
ただひたすら「ごろごろにゃーん~」の繰り返しだし。
・・・にもかかわらず子供達が毎日数回読んでとせがんでくる、そして私自身も子供の頃から大好きなこの絵本。
内容については考えず、ただひたすら「ごろごろにゃーん」のフレーズを楽しむが吉でしょう。
ごろごろにゃーん♪
とのレビューも!!
パパもママも読みながら一緒に楽しめる絵本。
家族みんなが笑顔になれる一冊です!
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