「今日は雨だから外で遊べない……。」
そんな日は、家の中で科学者になってみませんか?
実は、キッチンやリビングにある身近なものだけで、不思議な実験がたくさんできます。
難しい道具は必要ありません。
「どうしてこうなるの?」
「もう一回やってみたい!」
そんな子どもの好奇心を引き出してくれる実験ばかりです。
この記事では、小さなお子さんから小学生まで楽しめる、おうち科学実験を10個ご紹介します。
目次
1. コショウが逃げる!? 魔法の石けん実験
用意するもの
- 深めのお皿
- 水
- 黒コショウ
- 食器用洗剤
- 綿棒
やり方
① お皿に水を入れます。
② 水面全体に黒コショウを振りかけます。
③ 綿棒の先に少しだけ食器用洗剤を付けます。
④ 水の真ん中にそっと触れてみましょう。
すると……
コショウが一気に端へ逃げていきます!
なぜ?
水には表面張力という、水面をできるだけ保とうとする力があります。
洗剤が触れると、その力が弱くなり、水が一気に外側へ動きます。
コショウはその流れに押されて逃げたように見えるのです。
2. 色が歩く!? にじ色ペーパー実験
用意するもの
- キッチンペーパー
- コップ6個
- 水
- 食用色素や水性ペン
やり方
色水を入れたコップと空のコップを交互に並べます。
キッチンペーパーを橋のようにかけるだけ。
しばらくすると……
色水がペーパーを伝って移動し、空のコップへ流れていきます。
なぜ?
紙には細かいすき間があります。
そのすき間を水が少しずつ登っていく「毛細管現象」という働きによるものです。
植物が根から水を吸い上げる仕組みも、これと似ています。
3. 水がこぼれない!? コップ逆さま実験
用意するもの
- コップ
- 水
- 厚めの紙
やり方
コップいっぱいに水を入れます。
紙をしっかり押さえて逆さまにします。
ゆっくり手を離すと……
紙が落ちず、水もこぼれません。
なぜ?
外から押す空気の力(空気圧)が、紙を支えているからです。
普段は意識しませんが、私たちは空気の力に包まれて生活しています。
4. 浮く?沈む?予想ゲーム
用意するもの
- ボウル
- 水
- 家にある小物
例えば……
- スプーン
- 消しゴム
- 木の積み木
- レゴブロック
- ミニトマト
- ペットボトルキャップ
やってみよう
水に入れる前に、
「浮くと思う?」
「沈むかな?」
と予想してみましょう。
予想と違う結果になるものもあり、大人も意外と楽しめます。
5. 色が消える!? キャベツのふしぎ実験
用意するもの
- 紫キャベツ
- お湯
- レモン汁
- 重曹
やり方
紫キャベツをお湯につけると紫色の液ができます。
そこへレモン汁を入れると赤っぽくなり、
重曹を入れると青や緑っぽく変化します。
なぜ?
紫キャベツに含まれる色素は、酸性やアルカリ性によって色が変わる性質があります。
身近なものが「試薬」の役割をしているのです。
6. 氷に糸をくっつけよう!
用意するもの
- 氷
- 糸
- 塩
やり方
氷の上に糸を置きます。
その上から塩を少しかけて30秒ほど待ちます。
すると……
糸だけで氷を持ち上げられます。
なぜ?
塩をかけると一度だけ氷が少し溶けます。
その後また凍ることで、糸が氷にくっつくのです。
7. ペットボトル雲を作ろう
用意するもの
- 空の透明ペットボトル
- 少量のぬるま湯
やり方
ぬるま湯を少し入れてフタを閉めます。
ペットボトルを強く押してから、一気に手を離します。
条件が合うと、中に白いモヤができます。
なぜ?
空気の温度や圧力が変わることで、水蒸気が細かな水滴になり、小さな雲のように見えるのです。
まるで雲ができる仕組みを再現したような実験です。
8. ダンシングレーズン
用意するもの
- 炭酸水
- コップ
- レーズン
やり方
炭酸水にレーズンを入れるだけ。
すると……
レーズンが上下に動き始めます。
なぜ?
レーズンに炭酸の泡がくっつくと浮き上がります。
水面で泡がはじけると、また沈みます。
この繰り返しで踊っているように見えるのです。
9. 水の上に絵を浮かべよう
用意するもの
- ホワイトボード用マーカー
- お皿
- 水
やり方
お皿に絵を描きます。
そこへゆっくり水を入れると……
絵が水の上に浮かびます。
なぜ?
ホワイトボードマーカーのインクは水に溶けにくく、表面からはがれやすい性質があります。
そのため、水の上に浮いているように見えるのです。
10. 風船で静電気マジック
用意するもの
- 風船
- ティッシュ
- アルミホイル
- 髪の毛
やり方
風船を髪の毛でよくこすります。
その風船をティッシュやアルミホイルに近づけると……
勝手にくっついてきます。
なぜ?
風船に静電気がたまるためです。
冬にドアノブで「パチッ」となるのも同じ現象です。
実験をもっと楽しくするコツ
実験は「成功すること」が目的ではありません。
大切なのは、
「どうなると思う?」
「なんでこうなったんだろう?」
と考える時間です。
実験の前に予想を書いてみたり、結果を絵に描いたりすると、観察する力や考える力が自然と育まれます。
もし予想と違う結果になっても、それは失敗ではありません。
「なぜ違ったのか」を考えることこそ、科学の第一歩です。
雨の日は、おうちが科学館になる!
外に出られない雨の日は、退屈な時間になりがちです。
でも、見方を変えれば、家の中には科学の不思議がたくさんあります。
水、紙、塩、風船、キャベツ……。
普段何気なく使っているものが、実験の道具に早変わりします。
親子で一緒に「どうして?」「もう一回やってみよう!」と楽しむ時間は、子どもの好奇心や探究心を育てる貴重な体験になります。
次の雨の日は、ぜひテレビやゲームを少しお休みして、おうち科学館を開いてみませんか?
きっと、小さな驚きと笑顔がたくさん見つかるはずです。
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